前回の記事で2級電気通信工事施工管理技術検定を受けると書きましたが、受験申込も終わり、次の日曜日には1次試験となっております。
最近は休日のみならず平日も家族と出かける機会が多く、朝の30分程度しか時間が取れなかったのですが、先月より過去問をチマチマ解いておりまして、下記を1周解いてみましたのでその感想を試験前に書いておこうかなと思います。
1.電気通信工学(12問中9問選択)
この分野が1番ネックかなという印象です。というより、他の分野は勉強せずとも合格点は取れました。
ネックな理由ですが、電気通信工学というだけに計算問題が多いことに加え、現場で培った知識があまり使えないので正答率が一番悪かったです。ただ、出題問題は基礎的かつマンネリ気味なので的を絞って勉強すればすぐに得点源と出来そうでした。ちなみに自分がよく間違っていた問題は下記のとおりですが、とくに「RCL直列/並列回路」は毎年何かしらの形で出題されるので、正解できるようにしておきたいところです。
- RCL直列/並列回路
- 伝送量
- 変調速度
- コンデンサやコイルの問題(電荷量、自己インダクタンスなど)
- 電圧増幅度
- 熱量
2.電気通信設備(20問中7問選択)
この分野については、有線や無線系の問題が多く、無勉でもある程度回答できるので特に対策は不要かと思います。専門外(自分だと放送設備など)も出題されますが、20問のうち7問回答すればよいので、得意な分野に絞って回答すれば過去問でもほぼ満点でした。
3.法規(12問中7問選択)
この分野については、以前勉強した電気通信主任技術者の法規と出題がかぶっているものも多く、初見でも9割ほどの正答率でした。
4.関連問題(必須問題1問)
これは公共工事に携わったことがあれば常識的な問題しか出ないので、対策不要と思われます。
5.関連分野(7問中3問選択)
ここは、専門外の問題も多いのですが、ほぼ毎年出題されている「低圧屋内配線における施設場所による工事の種類」、「建築構造の型式」、「空調設備」あたりの簡単なものに狙いをつけておけばまあ対策はいらなさそうです。逆に消防設備関係や整流回路などは本気で勉強しようとすると際限なくなってしまうので・・・
6.施工管理法(必須問題13問)
これも電気通信主任技術者の試験で勉強した内容がそこそこ出ます。通信ケーブルの施工方法や工程表、工程管理などは復習みたいなもんなので、特に対策はいらなさそうです。
総論
試験日まで1週間を切っておりますが、「電気通信工学」については、計算問題を中心に復習し、その他については間違った問題をチラ見しておくくらいでいいかなと思います。
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